【後編】結局「DX」ってなに?~ 読むだけで解るDXについて ~
こんにちは!今回は、結局「DX」ってなに?~読むだけで解るDXについて~の後編をお届けいたします。
前回はDXを実現するためには4つのプロセスの1つ目「Digitization(デジタイゼーション)」2つ目「Digitalization(デジタライゼーション)」こちらについてご紹介しました。
今回は3つ目となる「Digital Twin(デジタルツイン)」から説明します。
【Digital Twin】
デジタル化された地図を利用していく中で「もっとこうなればいいのに!」という「課題」が出てくると思います。
例えば、車の渋滞情報、目的地までの最短ルートが分かると、より便利ですよね。
これを解決するために、今までの過去のデータを使用します。
祝日の高速道路の情報、目的地までのルート数など、今までのデータを活用し、デジタル化の中で再現、その情報を使って様々な分析やシミュレーションを行い、結果をフィードバックします。そうすることで、「渋滞情報の更新」「最短ルートの表示」など、新たな提案が可能になります。
現地に行かないと渋滞情報が分からない、最短ルートがどこにあるのか分からない、といった状況が、「Digital Twin」のシミュレーションにより、そのような手間がなくなります。
【DX】
そして、DXを実現するメリットは、使う側だけのメリットだけでなく、もちろん作る側のメリットもあります。
全て手動で行っていた作業がデジタル化で可能になるため、作業の効率は確実に上がるでしょう。
目的地をサッと検索でき、ルート案内や電車の乗換、渋滞情報などをすぐに検索できるデジタル地図。
人々の生活をあらゆる面で豊かに変化させ、情報システムだけでなく、現状そのものを変えていくもの。それこそがDXなのです。
ここまで①~④までのプロセスを「地図」を例に説明してきました。
これでDXの実現成功!に、なるでしょうか?
そうではありません!
「Digital Twin」によって課題が解決された=DXの実現 ではないのです。
大切なことは、課題を見つけて解決策を見つける過程を「くり返し」行うことです。
つまり、「サステイナブル」、「持続可能」な活動が可能になります。
持続可能という言葉は「SDGs」という言葉で耳にする人も多いと思います。
DXを行うことで、「SDGs」に対応することもできるのではないでしょうか。
「解決して終わり」ではなく、「どうやって持続させるか、継続させるか」がDXにおいて重要です。
DXは社会の在り方を変え、ビジネスモデルまでも変革していきます。
これからの時代にDXの推進は欠かせないものですよね。
きっと「今からDXを始めなければ!」をいう気持ちになったと思います。
では、どこから情報を集めて、どのように始めたらよいのでしょうか?
それを実現するのが、この「IoT Station V2」です!
もっと詳しく知りたい方、ご興味のある方は、ぜひこちらのページをご覧ください!
https://iot.genech.co.jp/iot/