お役立ちコラム
物流インフラとは?DX化で物流業務を最適化
2022.11.11
物流業界の中では、「物流インフラ」という言葉がよく出てきます。
「物流インフラ」に関わらず、「インフラ企業」「インフラ業界」など、一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、インフラとはどういうものなのか、どういった企業を指すのか、「聞いたことはあるけどよくわからない」という人も多いのではないでしょうか?物流インフラとは一体何なのでしょうか?
今回は、代表的なインフラの種類と共に、物流インフラの言葉の意味や、物流インフラとはどういうものなのかを説明します。
物流インフラという言葉が出てきたときにパっと理解できるよう、頭の片隅に入れておきましょう!
【 目次 】
そもそも、「インフラ」とは?
物流インフラの言葉の意味を理解する前に、「インフラ」の意味を理解しましょう。
「インフラ」は、「infrastructure(インフラストラクチャー)」の略称です。直訳すると「基盤」「下部構造」という意味を指し、ものごとを支える土台を表します。そして近年では、この基盤が「社会基盤」として使われるようになり、インフラ=私たちの生活や産業を支える社会基盤、という意味を指すようになりました。
インフラの種類
物流インフラの言葉の意味を理解する前に、「インフラ」の意味を理解しましょう。
インフラと言っても、様々な種類があります。
どのようなインフラがあるのか、詳しく見ていきましょう。
生活インフラ
生活インフラは、私たちの日常生活の中で関わるものを指します。特に日常生活の維持に必要不可欠なインフラは「ライフライン」と呼ばれ、「電気」「ガス」「水道」の3つを指します。「通信」「輸送」が含まれることもあります。
その他にも、学校や公園、病院、福祉施設など、私たちの生活の中で当たり前に存在しているものが、生活インフラに該当します。
交通インフラ
交通インフラは、公共交通機関に関わるものを指します。
例えば、鉄道やバス、航空機などの乗り物から、道路や路線、橋、トンネルなど、交通に関わる施設も交通インフラに含まれます。
ITインフラ
ITインフラは、「IT」という言葉が広まっている現在、注目度が高まりつつあるインフラです。「通信インフラ」や「ネットインフラ」と呼ばれることもあります。
インターネット通信やITの分野において必要なものを指す言葉で、私たちの身近なものでは、パソコン、スマホ、タブレットなどを指します。その他にも、アプリケーション、サーバーなど、IT業界でよく耳にする言葉もITインフラに含まれます。
物流インフラ
物流インフラは、物流の基盤になるもの、物流に欠かせないものを指します。
先ほど説明した「交通インフラ」に少し似ていますが、より物流に関わるものが該当します。
例えば、荷物を運ぶトラックや飛行機、船、パレット。その他にも、荷物の在庫を補完する倉庫や工場などの施設も、全て物流インフラに含まれます。
物流業界のDX化について
新型コロナウイルスの影響を受けて、先ほど挙げたような物流インフラの重要性が急速に高まりました。それと同時に、よりスマートで効率の良い物流の在り方が求められています。「物流改革」という言葉をご存知でしょうか?ざっくり言うと、従来の物流の在り方を変革するということです。物流改革は、単に物流に関わる部門だけでなく、モノの製造、仕入れ、輸送など、物流に関わる全ての部門と連携が必要です。
この物流改革の実現を目指すには、IoTの活用、そして物流業界のDX化が必要不可欠です。DX化を行うことで、リアルタイムに情報を収集することができ、物流の最適化や限られた労働力での業務の効率化が可能になります。
業務内容だけでなく、企業としても時代の流れや顧客ニーズの変化に対応できる、強いビジネスモデルを創ることができます。
IoT Station物流ソリューション
「IoT Station」の物流ソリューションは、物流インフラに関わる方、物流業界に関わる方にお勧めします。
モノ・⾞両・⼈の位置情報の可視化によって、位置情報・在庫管理・温度管理など、物流管理の様々な課題を解決に導きます。
物流用パレット・カゴ車の管理、配送トラックの位置情報管理、輸送荷物の品質管理などを一元管理し、業務を効率化することが可能です。
お客様のご要望やお悩みに沿って、最適なソリューションをご提案させていただきます。
IoT Station物流ソリューションができること
物流用パレット・カゴ車の管理
Sigfoxデバイス搭載のパレットで、GPSが無くても位置情報を管理することが可能!
空パレットの滞留や紛失が無くなり、パレットの運用・管理コスト削減を目指します。
配送業務の効率化
GPS+Sigfoxデバイスを搭載したトラックで、配送トラックの位置情報管理が可能!
港湾、大型物流拠点でのトラックの長時間待機を無くし、スムーズな物流システムへ。
物流コストの削減
配送業務の効率化によって物流コストの削減が実現可能!
車両費用、燃料費の削減に繋がるため、物流コストを大幅に削減できます。
作業員の入退室管理
作業員がRFIDタグを携帯することで、ゲートに設置したRFIDリーダーでの作業員の入退室管理が可能!
RFIDタグは、複数のタグを一度に、瞬時に読み取ることができます。電波が届く範囲であれば、タグとリーダーの距離が遠い場合でも読み取り可能です。入退出のスマートな管理でセキュリティ向上へ。
輸送荷物の温湿度管理
コンテナ内にセンサーを設置することで温度・湿度の一元管理が可能!
基準値を逸脱していないかモニタリングすることで、輸送荷物の品質向上へ。
設備メンテナンスの効率化
温度・湿度・漏水センサーなどを使用し、設備の状態を可視化が可能!
人力では気づきにくい、些細な異変にも気づくことができます。
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