お役立ちコラム

スマートオフィス~IoTで働きやすいオフィスに~

2024.01.22

スマートオフィス~IoTで働きやすいオフィスに~

労働力人口が減少しつづける中、限られた従業員でのコストパフォーマンスの最大化や従業員の定着率の向上など、企業の取り組むべき課題は多いのではないでしょうか。そのような課題解決のために、前向きにご検討頂きたいのが“スマートオフィス”です
今回は、先ほど挙げたような課題に悩むご担当者様に向けて、スマートオフィスによる解決案をご提案致します。

スマートオフィスとは?

スマートオフィスとはIoTやAIなどによって、効率的で快適な働き方を実現するために設計されたオフィスのことを指します。例えば、空調や照明などの設備を最適化し、無駄なエネルギーの使用を抑制することができます。
※IoTについての詳しい説明は、こちらのコラムをご覧ください

スマートオフィスの目的

スマートオフィスの目的は「業務の効率化」「利便性の向上」「快適な環境作り」などです。
「業務を効率化」することで、無駄な業務時間の削減を行い、従業員のコストパフォーマンスを向上させます。「利便性の向上」は、例えば会議室や共有スペースの利用状況をリアルタイムで把握し、効率的なスケジューリングを可能とすることです。無駄な業務を削減した利便性の高い環境は、従業員にとって働きやすく快適な環境と言えます。「快適な環境作り」は従業員の定着率にも繋がるため、企業にとっては非常に重要な取り組みです。

スマートオフィスの3つのメリット

具体的に、スマートオフィスでどのようなメリットを得ることができるのでしょうか。一例をご紹介します。

① 生産性の向上

IoTセンサーやデバイスをオフィスに設置することで、快適な環境作りに必要なデータを収集することができます。収集したデータを活用することで、例えば設備の空調管理を自動化することができます。快適な温度・室温に常時調整してくれるため、従業員は集中して業務に取り組むことができます。

② デットスペースの削減

オフィスに検知センサーを取り付けることで、会議室、フリースペースなどの使用状況を把握することができます。オフィスの使用状況を可視化することで、使用者は場所を探す必要がなくなります。また蓄積したデータを分析することで、オフィスのレイアウト変更に役立てることもできます。例えば、会議室の使用率を把握できれば、利用率を改善することができます。デッドスペースを削減し、新たにWEB会議に使用できる個室オフィスやお昼休憩に使用できるオープンスペースとして提供することもできるでしょう。

③ 電力コストの削減

IoTセンサーで人や温湿度を検知することで、電力の削減が見込めます。例えば、人のいないスペースの照明をOFFにしたり、エアコンの空調を調整することができます。また、時間帯によって照度調整を行うことで電力を削減することもできます。
IoTを活用することで、快適さと生産性を損なわない節電を実現できます。また毎月の使用量の可視化も可能なため、課題が明確となり、従業員の意識改革にも貢献します。

優秀な人材の確保

優秀な人材の確保

優秀な人材の確保

働きやすい環境を作ることで、他社と差別化することができます。優秀な人材を確保するためには、働きやすさは非常に重要なアピールポイントになります。優秀な人材を確保することで円滑な業務遂行が可能となりますので、現在働いている従業員の満足度を上げ、離職率を下げることにも繋がるでしょう。スマートオフィスにより、人材の流出を防ぐことができます。

企業イメージに与える3つの影響

スマートオフィスの導入は、企業がイノベーションを追求し、最新のテクノロジーを積極的に取り入れている姿勢をアピールすることができます。導入により、どのような価値とイメージの向上をもたらすのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

CHECK
1

環境への取り組み

スマートオフィスによる省エネ効果は、企業の環境への取り組みや社会的責任の一環と見なされます。環境への意識が高まる現代社会において、企業が社会的責任を果たしているという印象を与えることができます。

CHECK
2

柔軟性のアピール

スマートオフィスの導入は、デジタルトランスフォーメーションへの一環と見なされます。企業がデジタル技術を取り入れ、業務プロセスを最適化する姿勢は、市場の変化に適応できる柔軟性をアピールすることができます。

CHECK
3

ブランド価値の向上

企業のブランド価値を向上させる要因となります。テクノロジーを駆使した効率的で先進的な業務環境は、顧客や取引先に対して信頼感を構築し、企業の信頼性と尊重性を高めることができます。

スマートオフィスのデメリット

スマートオフィスによって、様々なメリットが得られることがわかりました。一方で導入にはいくつかのデメリットがあります。

導入コスト
スマートオフィスには様々なセンサー、デバイス、ネットワーク機器が必要です。これらの導入には高額な初期投資が必要となります。また、センサーシステムやネットワークインフラの整備など、それぞれの管理も必要となりますので、専門分野に精通した人材確保・育成に企業は取り組まなければいけません。
セキュリティホール
IoTは機器同士がネットワークを介して連携し、データをやり取りします。これにより、セキュリティの脆弱性が発生する可能性があります。第3者による不正アクセスや機密情報の漏洩など、セキュリティの懸念は深刻な問題となります。

IoT Stationでスマートオフィスを始めよう!

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これらのデメリットを踏まえながら、スマートオフィスの導入には慎重な検討が必要です。
しかしIoT Stationであれば、デメリットを解決しつつ、オフィスにIoTを導入することができます。

導入コスト
IoT Stationのランニングコストは「基本料金」と「センサーごとの従量課金」です。従量課金制のため、最小限のセンサー台数からの小規模スタートが可能です。試行錯誤しながら少しずつ範囲を広げていくことで、リスクや変化に伴う従業員の負担を最小限に抑えることができます。
※料金については、こちらをご覧ください
セキュリティホール
多種多様なIoTセンサーと通信規格を接続しながら、通信の秘匿性を高め、悪意あるアクセスからデータを守ります。また、なりすましなどの不正アクセスを防ぐために2段階認証や幅広い管理機能をご用意しています。

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